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食べる瞑想のシェアリングから、、、(神戸、スペースわに)


今日は、「Yin Yang Yoga (陰と陽のヨーガ)と食べる瞑想」の初開催!でした。

わたしが、食べる瞑想の会を持ちたいと思うのは、

いつもの食事では、全く気づかずにいることの多さを、かつて実感したことから。

おしゃべりしながらの食事も大好きだし、口いっぱいにほおばって、がつがつ食べることや、歩きながら食べることだって、けっこう好き。

「本当に注意を払っていれば、他の人の貢献についてよく分かる。」

わたしの敬愛するNVCトレーナー、ホルヘ・ルビオさんの言葉です。

普段、お金を払えば食べられる、と当たり前のようい思っているけど、その当たり前の「食べる」という行為のなかに含まれている膨大なモノ・コト。その豊かさ。

これを見過ごしていたのか〜!と気づいたとき、なんてもったいないんだ!と思ったのです。

普段しないことをやってみて、マタのぞきするように普段を見てみる機会、ともいえます。

本当に注意を払う、

今、この時間を最大限にあじわうためのプラクティスとしてやってみました。

「食べる」という行為を通して具体的に得られる体験を感じきることと

視覚・触覚・嗅覚・味覚・聴覚・身体感覚・内蔵感覚・心の動き。

これらの感覚をとぎすませて、この食べものから得られるものをできうる限り感じてみる。

そして起きてくる心の動きを観察する。

また、「食事五観文」を参考に、この食べものがどうやってここまで来たのか、

食べものとは自分にとってなんなのか、ということに思いを馳せること。

そんなことを携えて、それぞれ自由に探求の旅に出ました。

今日のメニューのひとつ

「水切りトマトと空豆のキッシュ」

兵庫県産の水切りトマトは、収穫まで極限まで水をやらないことで糖度が増し、とても甘くなるように育てたもの。これを天日干ししてさらに凝縮!遺伝子組み換えでない小麦の全粒粉と、放し飼いの牛からとった低温殺菌牛乳で生地をつくっています。

(お料理はBio-Labo Seedzさん)

サイレントでそれぞれの探求を終えたあとは、お茶を飲みながら、自分のなかに起きていたことをおしゃべりする、シェアリングの時間を持ちました。

いくつかの声をご紹介しますね。

・ヨガの終わりに瞑想があり、少し眠っているような状態から、食べる瞑想をして、旬の野菜の味、苦みに、身体が目覚めていくのを感じた。キッシュを食べ、さらに視界が広がって、身体が起き上がってきた。

・泣きそうになりました。初めに、「この食べものを食べるのに、自分は値するか」という問いかけがあって、今、自分は働いているけど、親に面倒を見てもらってきたことに想いがいって、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

・これだけ新鮮で貴重な野菜がここまで届くのに、どれだけの人の手がかかっているのか、と思った。野菜も命。わたしたちは命をいただいている。

・普段は、動かなあかんからとか、ストレス発散で食べているけど、今日は味わって食べた満足感がある。

・私にとって、食べるということはグラウンディングすること。ヨガから瞑想をして、この食べる瞑想に入るという順番が良かった。

・普段、あまり人のことを気にしないのだけど、この盛りつけを見て、私たちを楽しませようとしてくれている、という作った人の想いを感じた。他の人の配慮や想いに気づけたことが、今日の一番の収穫。

・ひとりでは、食べる瞑想をやろうと思ってもなかなかできない。今日はみなさんと一緒で、なにか「守られている」感じがあった。

・素材そのものを味わう。虫眼鏡で見ている感じ。

・食べる瞑想は、ヨガだった。

他の人の気づきを聴けることは、自分の体験がさらに膨らんでいくことでもあって、

とても豊かな時間でした。

参加していただいた方、本当にありがとうございました。

メニューはそのときの旬のもの。

また新しいメニューも楽しめそうです。

心が満足する食事。

ご一緒してみませんか。

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