2017年が始まって、もう10日あまりになりますね。
みなさんは、どんな年の始まりを過ごしていらっしゃいますか?
わたしは、この年末年始に4泊5日の断食合宿に参加しました。
といっても、実はぜひとも断食をしたい!と思っていたわけではなく
ヨガをして、海を見て、森林浴をして、瞑想もできる合宿に断食がついていた。
という位の気持ちで参加したのですが、思いのほか断食メインの合宿でした(タイトルが「断食合宿」なのだからそりゃそうです、笑)。 そして、思いのほかかなりの運動をする機会となりました。
最近は、あちこちで断食をしていますね。
わたしの知人は、子どものころからのアトピーが、断食ですっかりよくなって、とうとう断食トレーナーになった人もいます。
もしかして断食に興味のある人もいるかも、ということで今回はこの断食合宿のお話をしますね(長いです)。
断食といっても全く食べないわけではなく、一日かけて一食分程度の食事をしました。
これは、お昼に食べる小豆と梅干し入りの酵素玄米おにぎり、100g。
とってもおいしかったけど、とっても小さかった・・・!
一日のスケジュールはこんな感じです。
6:15-7:00 瞑想
7:00-9:00 経絡体操
9:00-9:30 朝食(りんご、にんじん、梅酵素のスムージーコップ一杯)
11:00-17:00 軽登山/ウォーキング、のち温泉(自由参加)
昼食(酵素玄米おにぎり小一個)
18:00-19:00 夕食(サラダお皿一杯、豆腐か豆乳など)
19:00-21:00 柔軟体操、やさしいヨガ、瞑想
22:00- 就寝
いやあ、もう一食一食がとても大事。
自然と毎回「食べる瞑想」のようになります。
だって、いつもの調子で食べたら、あっという間になくなっちゃうんですもの。
周りの皆さんも、できる限り味わってゆっくり食べているようでした。 どれも美味しくて、じっくり食べると、そのときはわりと満たされます。
が、じきに「おなか空いたー!」と叫びたくなります(笑)。
朝食は、りんごと人参と梅酵素入りのスムージー。
毎食、生姜入りのお白湯が出る。
こちらは、夕食。
お皿いっぱいのサラダ。
リンゴ酢とオリーブオイルをかける。これが美味しい。みんなどぼどぼとかける(笑)。
なんと大晦日は年越し蕎麦、元旦はお雑煮という特別メニュー! あまり断食っぽくない様相でした。
そして、身体を動かす方では、足のツボと経絡をじーっくり刺激する経絡体操、これがとーっても良かったです。 こんなに自分の足を丁寧に扱ったことはないです。片足40分くらいかけます。
最後は全身の経絡を流して。うーん、すっきりです。
経絡を刺激するオリジナルの棒。
いろんな突起を使ってごしごし、ごりごりともみまくりです。
これ、毎日続けたら、絶対健康になっちゃうでしょ!
棒がなくてもなんとかできそうなものもあるので、これからヨガの時間に取り入れていきます。これイイ。
そして、昼間の軽登山またはウォーキングはオプション参加。
心肺機能がめっぽう低いわたしは、みなさんに合わせるのが必死、、、というかいつも最後尾でした(駅の階段でゼエゼエいうタイプ・・・)。
そんなわたしがいきなり800段の階段を登ったり、10キロ以上のハイキングをしたり。
ほんと、足腰を鍛えましたよ。
登山組は、話もせずにひたすらガンガンと登っていたらしい。
オプションは3回参加しましたが、海コース11キロ、というのが一番良かったです。
ぽかぽかの陽だまりのなか、海辺でおにぎりを食べ、、、。
時間が許す限り、ぼーっと海を眺めた時間は、本当に至福でした。
元旦の朝は、海辺での初日の出を計画してくださって、波打ち際で寝袋に包まれながら、暗い空が次第に明るくなっていくのを見つめていました。
やがて、小さな、でもとても強いオレンジ色の光が現れて、あっという間に今年最初の太陽が登っていきました。
太陽の光が波の上を通ってまっすぐにこちらに。
この合宿で、わたしにとってもうひとつの大事な要素は瞑想でした。
瞑想がなかなか続けられない、深まらない、という最近のわたし。。。
まっすぐにわたしの眉間に向かってやってきたこの初日の出の光。
この光を感じながらの瞑想。
こんな贅沢はない。
忘れられない光景となりました。
海をみつめているときも、同じようにただただ静かな気持ちになります。
わたしにとって、海とはなんなのだろう。泳げないけどこんなに好き(苦笑)。
瞑想では、月を観じてみたり、字を観じてみたり、いろいろとあるようですが、わたしの場合は海だなあ。
今年は、海をみつめて瞑想する機会をまたつくりたいと思います。
年越し瞑想は、連日の早寝早起きのためか、眠くて眠くて、あまり充実せず。
あぁ、がっくし。。。
夜のヨガのあとの瞑想は、さすがに心落ち着けてできました。
やっぱりアーサナは瞑想のためにある、ということが深く腑に落ちたのでした。
と、だいぶ長くなったので、断食の効果についてはまた次回の講釈で。