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アフリカ的問題解決

自宅待機10日目。 原則、家にいるせいか、時差ボケが全然なおりません(涙)。


朝の3時が絶好調。やばいです。


寝ようとがんばったり、起きようとがんばったりすることに消耗してしまい、もうそんな努力はやめて、日夜反対の生活をしようかしら。


と思うころに、昨日、今日と午前中に予定が入り、今日はたっぷり朝日を浴びてみました。 明日からは人間らしい生活をしたいです。


自宅待機中、ぐーたらしながら、断捨離をしたり、youtubeで気になるお話などをきいています。


京大の「立ち止まって、考える」シリーズが好きで、こちらはフランス出発直前に見て感銘を受けた講義なのですが、今日もう一度見てやっぱりがっつりつかまれました。





紛争、対立が起きたときのアフリカ的解決、対話型真実のお話。

加害者と被害者が、その社会のなかで共に暮らすことを最優先にした伝統的な問題解決。

南アフリカのアパルトヘイトや、ルワンダのジェノサイドの後始末において、ある程度の成果を出しているという。


”顕微鏡的真実”の解明をして加害者を処罰することよりも、被害者と加害者の対話のなかに真実をみつけ、和解を追求することを重んじる。

違いを否定したり、論破したりせず、相互の「不完全性」を認識、共有する。


ここでみつける”真実”は、何が起きたのか、どっちがどれくらい悪いのか、どのくらいの罰が正当か、ではなく、 加害者、被害者それぞれの心からの願い、なのか。


それをきき合うこと。受け取ってもらうこと。 そこに人と人の間の真実があるのかもしれない。


目に見える真実など、なにが起きたのかなどは、見る人の角度によって、時代によって、場所によって、変わってしまうのだ、きっと。


わたし達が慣れ親しんだ裁判と処罰という解決法は、決してグローバルスタンダードではないのだ。あぁ、アフリカ。


第二回目はこちらです。こっちもすばらしいです。

https://www.youtube.com/watch?v=6qfTDSwXN8w&t=1299s

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